賢い動物病院のかかり方
1. ペットのためのお薬手帳
ペットのためのお薬手帳
最終更新 2019.1.21
奈良院からのお知らせ
その① お薬手帳
もしも大切なペットの具合が急に悪くなった時、動物病院で速やかにかつ正確な診断を下してもらい、さらには適切な治療が受けられるように常に準備をしてありますか?
「お薬手帳」って聞いたことあります?最近はヒト用の「お薬手帳」が普及しているのでご存知の方もおられると思います。“いつ、どこの病院や薬局で、どのようなお薬をいただいたか”を記録しておく手帳です。ヒト用ではスマートフォンで利用できる「お薬手帳のアプリ」もあります。ではこのお薬手帳、いつ活躍するのでしょうか?
旅行中や急病などで、初めての病院や夜間の救急病院を利用するときに活躍します。過去にどんな病気で治療を受けたか、現在どんな病気で治療中か(いわゆる病歴と治療歴)を速やかに知るための大切な情報です。
特に過去1ヵ月から現在まで服用中のお薬は、検査結果に強く影響することがあります。また二種類以上のお薬を同時に服用する時は、お薬同士の相互作用も考慮する必要があります。いわゆる「飲み合わせ」です。のみ合わせによってはお薬が効きすぎたり、逆にお薬が効かなくなったりすることもあり注意が必要です。同じお薬を重複して処方されることも絶対避けないといけません。
ペット専用のお薬手帳は販売されていないかもしれませんが、人用を参考にして自分で作ってみるのもよいかも?あなたも夜間の急病や災害時、旅行中など万が一の時のために「ペットのためのお薬手帳」を用意してみませんか?
でもその前にひとつだけご確認を。あなたがいつもお世話になっているかかりつけの動物病院では、お薬の処方時にお薬の名前や成分、効能(どのような病気に効くのか)を書いた説明書をいただけますか?このお薬の説明書がないと正確な「お薬手帳」が作れません。ぜひ一度聞いてみましょう。
◇ 病院基本情報
- ユナイテッド奈良あやめ池動物病院
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